「勝ちたい気持ちが弱かった」 仲宗根澄香が誓う“三度目の正直”
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 3日目(25日)◇ザ・クイーンズヒルGC(福岡)◇6485yd(パー72)◇晴れ(観衆3157人)
猛暑の中でのラウンドに34歳の仲宗根澄香は必死だった。「とにかく暑さがすごすぎた。かなりきつい。やっぱりリカバリー能力がちょっと下がってきている」。それでも最後まで集中を切らさず、目の前の一打に最善を尽くしスコアを伸ばした。
10位から出たこの日は前半3番で3パットのボギーが先行。それでも「ビッグスコアが出ないと上に絡めないセッティング」と攻める姿勢は崩さなかった。256ydパー4の5番ではティショットをピン左手前15mにつけると、「フックスライスのちょうど尾根の間を入ってくれた」と狙い澄ましたイーグルパットを沈めた。後半10番(パー5)からも3連続バーディを奪うなど、自己ベストに並ぶ「65」をマーク。首位と2打差の2位で最終日を迎える。
好スコアを支えたのは思い切ったクラブチェンジだった。予選落ちした前週「明治安田レディス」はグリーン上で苦戦。「重たくて届かなかった部分があった」と振り返り、同じく重たいグリーンが特徴の今大会からオデッセイの新作「TRTL(タートル)パター」の投入を決めた。「(いつもは)クラブとかは全然替えられないタイプだけど、(タートルの)記事を見て使ってみたかった。チャレンジしてみようと思って」と、ここまでの3日間のパット数「27.67」(全体1位)に繋げた。
下部ツアーで最多6勝を誇る34歳は、2週前「ミネベアミツミレディス」最終日、一時は単独首位に立ちながらも、終わってみれば4打差3位と惜しくもレギュラー初優勝を逃した。「勝ちたい気持ちは持っていたけれど、ちょっと弱かったのかな」。悔しさを糧に迎える今季3度目の最終日最終組。“三度目の正直”で悲願のレギュラー初優勝をつかみにいく。(福岡県糸島市/安平賢太郎)