“過去イチ”の疲労はマシンでケア 永井花奈は「まぐれと思われないように」7位浮上
◇国内女子◇CAT Ladies 2日目(22日)◇大箱根CC(神奈川)◇6657yd(パー72)◇晴れ(観衆2690人)
今季1勝を挙げ、年間ポイントレースで3位につける永井花奈は、少し考え方が変わったという。「このランキングになって、周りの人のスコアを見ると『やっぱりみんなうまいな』って思う。あんまり離されたらダサいし、“まぐれ”と思われないように必死で頑張っている」。冗談めかした言葉にも、“現在地”に見合うプレーをしたいという思いがにじむ。
だからこそ、最も難度の低い1番(パー5)で2日続けてバーディを逃したのは不本意だった。「昨日も今日も、まずフェアウェイにすら行ってない。今日も『ダメなんだろうな』と思いながら始めた」というが、7番で4mの強めのパッティングがカップに沈めて最初のバーディを奪った。
続く8番ではアプローチを寄せ切れず、2.5mを残したが「いいパーパットが入った。あそこが大きかった」と、ナイスパーセーブ。流れを途切れさせずに迎えた後半10、11番でともに6mを沈めるなど5バーディ、ボギーなしの「67」で回り、22位から首位と2打差の7位まで順位を上げた。
夏場の連戦で迎えた山岳コースは身体にもこたえる。当地のアップダウンに「足は結構、過去イチで乳酸がたまっている」と苦笑する。普段から遠征に持ち歩くという脚全体を覆うブーツ型の空気圧式マッサージ機『ノルマテック』を今週は毎日使用。ホテルで約1時間装着してケアを続けている。
7月「ミネベアミツミレディス」で9年ぶりの優勝に続く今季2勝目も狙いたいところ。ただ、これから先で自分の力を確かめたい舞台として意識するのが、秋に控える国内メジャーだ。「いつも照準を合わせて、メジャーではコテンパンにやられるんですけど(笑)。難しいセッティングって本当に強い人が上位に行っていると思うし、そういう試合で成績を出したい」
今週も決して万全ではないというが、2打差なら勝機は十分にある。「(メジャーの時に)不安要素がないように、ちょっとずつ気になるところも修正しながらできている。(今週も)良い位置にいるからには頑張りたい」と、目の前の一戦にベストをつくしながらも、その先の舞台への準備も重ねていく。(神奈川県箱根町/安平賢太郎)