渋野日向子超えへ 桑木志帆は裏街道から猛追 1日35ホールの長丁場も「かみ合った」
◇国内女子◇ニトリレディス ゴルフトーナメント 3日目(29日)◇釧路カントリークラブ鶴居東C(北海道)◇6640yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆1880人)
桑木志帆は1日35ホールの長丁場を完走して「疲れました」と言葉を振り絞った。この日は日没順延で残されていた第2ラウンドの残り17ホールと第3ラウンドをプレーした。
午前2時50分に起床すると5時からスタート前の練習を開始した。6時30分からの第2ラウンドは寒さでアイアンの縦距離も合わずに2バーディ、4ボギーの「74」とスコアを落とした。5月「SkyRKBレディス」から続く連続アンダーパー記録は歴代5位の21ラウンドでストップ。「(記録は)頭の片隅にはあった」というが、「それどころじゃなかったので大変でした」と気持ちを切り替えた。
続く第3ラウンドは午後0時にインコースからスタートする“裏街道”もボギーなしの6バーディ「66」をマークした。気温も上がり、持ち前のショットの精度がさえた。前半17番(パー3)は131ydから8Iで右奥5m、続く18番(パー5)は左手前ラフ38ydから48度で2mに絡めて連続バーディを奪った。
「正直、調子がめっちゃ良いかと言われるとそうではなくて。ただただかみ合ったサードラウンドでした」
4週前の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を制して、週末に駆けつけた北海道のギャラリーからも大きな声援を浴びた。トップと1打差の通算6アンダー2位で最終日を迎える。6月「宮里藍サントリーレディス」以来の今季3勝目への期待も高まってきた。
2019年に全英を制した渋野日向子は次の優勝までに5試合を要した。桑木が優勝すればわずか3試合。地元・岡山県の先輩超えとなる。「またそういう、いらないことでプレッシャーをかけてきて…。頑張ります」と笑顔でパター練習へと向かった。(北海道鶴居村/玉木充)