「すぐ飽きちゃうタイプだった」読書を習慣に 佐久間朱莉が探すゴルフのヒント
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日(18日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6565yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆4987人)
グリーン上の自信が好スタートにつながった。佐久間朱莉は前半4番(パー3)で6m、5番(パー5)で2mを沈めて連続バーディ。8番でも5m強を決め、4バーディ、ボギーなしの「68」で回った。4アンダー5位で終えた一日に、「少し長めのミドルパットが入ってくれたので、いいラウンドだった。最近は自信を持ってストロークできています」と充実感をにじませた。
コースの外でも常にプレーに役立つヒントを探している。最近始めたのは読書だ。「読んでもすぐ飽きちゃうタイプだったんですけど、ちゃんと勉強しようと思って」。これまで長続きしなかった本との付き合い方も、ゴルフが強くなりたいという思いで少しずつ変わってきた。「気持ち的にも落ち着いてプレーできるんじゃないかな」と、手に取るのはメンタル面に生かせそうな本が多い。「本から学べることもたくさんあると思う。そこをゴルフに取り入れられたら」と話した。
4勝を挙げて年間女王に輝いた昨季と比べ、今季は精神的に落ち込むことも少なくなかった。開幕戦を制して勢いに乗るかと思われたが、6月「ニチレイレディス」でシーズン初の予選落ち。その後は思うような結果が残せず、首位に立っていた年間ポイントランキングは一時4位まで後退した。それでも3大会前の8月「ニトリレディス」で今季2勝目を挙げ、年間ランクも2位に浮上。再び上向き始めた今も、成長の余地を探す姿勢は変わらない。
スタート前には「3日間で15アンダーぐらい」と優勝スコアを予想。この日は一日5アンダーの目標にひとつ届かなかったが、ボギーをたたかず上位につけた。「あす以降も天候がどうなるか分からないですけど、いいプレーをしたい」。新たに取り入れた学びも糧に、今季3勝目を見据えた。(愛知県美浜町/安平賢太郎)