10番パー4でOB3発の「10」 河本結はまさかの自己ワーストに「恥ずかしい」
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 2日目(19日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6565yd(パー72)◇曇り(観衆7927人)
初日5アンダー3位から一転、予選通過を気にする展開となった河本結は一瞬焦った。「3位から予選落ちはやばいと思いました」。パー4の後半10番で3度のOB。まさかの「10」で大失速した。
前半9ホールで「フェードが強くなってきていた」と、右への曲がりを抑えようとした10番のティショットで修正が行き過ぎた。左に大きく逆球が出て2発連続してOBゾーンへ。5打目となる打ち直しでようやくフェアウェイを捉えたが、悲劇は終わらなかった。「風にやられて、奥のカラーでキックが悪くて跳ねてしまって…」と今度はグリーン奥のOBゾーンに消えた。なんと8オン2パット。1ホールで「+6」を喫した。
一般アマチュアではありがちな“2ケタ”だが、さすがに「ジュニアの時とかはあるんですけどもう記憶にない。プロになっては初めて」とこぼす。これまで1ホールのツアー自己ワーストストロークは、アマチュアだった2016年「ほけんの窓口レディース」(2R/17番パー4)の「8」。ちなみに22年「富士フイルム・スタジオアリス」(3R/16番・パー3)は「7」。いずれも「+4」だったが、軽くそれらを塗り替えてしまい「恥ずかしい」と思わず本音が漏れた。
通算1オーバーまで後退し、一時は予選通過圏外へ。それでも投げやりにはならなかった。「気が引き締まりましたね、めっちゃ。ちゃんとスコアメイクや全体のゴルフのこと考えたりしないと、スイングだけになっちゃったりとかいろんな角度で自分を見られない」と、自分を見つめ直した。その後はパーを並べ、16番(パー3)で「まっすぐのいいラインが来た」3mを沈め、「77」でフィニッシュ。カットライン上の通算イーブンパー49位でなんとか予選通過圏内に滑り込んだ。
苦い経験にも「ゴルフ人生においてネタになるなと思いました」と笑顔を見せた。「自分のやりたいことをやってなったショットだったので、もう1回気引き締めろってことですかね」。トップと8打差まで開いたものの、気持ちを切り替え少しでも上を目指す。(愛知県美浜町/安平賢太郎)