女王争いバチバチ 「燃える」首位・桑木志帆と「させない」昨季女王・佐久間朱莉“直接対決”
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(24日)◇利府GC(宮城)◇6600yd(パー72)
2026年シーズンは残り10試合となった。まさに勝負の秋。国内女子ツアーNO.1称号である年間女王争いが、ここから本格化する。ポイントランキング1位の桑木志帆はただ一人2000pt台に乗せる2503.18ptを積み上げ、快走している。そして、昨季女王の佐久間朱莉が2位で追う展開だ。本大会の初日は3位の菅楓華を含めてトップ3が同組で回る。
“直接対決”の実現に桑木は、「良いペアリングで戦いがいがある。周りがいいと、やるぞっていう気持ちになる。最終日まで優勝争いができるように頑張りたい」と気合を入れた。
前週の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」では、佐久間が今季3勝目を挙げた。ポイント差は752.79ptから583.79ptに縮まり、追撃の勢いは増している。同学年でプライベートでも仲の良い2人。佐久間は「最近良いゴルフができている中で、先週優勝できたのはすごくうれしい」とうなずきつつ、こう続けた。
「もう残り(試合も)少なくなってきている。簡単に桑木を年間女王にさせないためにも、私たちが頑張らないといけない。少しでも差を縮めていけるようなゴルフをしたい」
“宣戦布告”ともとれる言葉を伝え聞いた桑木は笑顔で歓迎する。「1人で“ぼ~ん”っていくよりも、戦う相手がいた方が燃える。(独走状態だと)おもんなくないですか?見ている方も」
今季は海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」での優勝に加え、国内ツアーでも2勝を挙げている。前週は体調不良もあり、3試合ぶりにトップ3を外す13位。それでも体調は戻っており、「ショットはちょっとずつ良くなってきている」という。
本大会は3日間大会で優勝ポイントは200pt。さらに翌週には400ptが懸かる10月1日開幕「日本女子オープン」(宝塚GC旧C)も控える。逃げる桑木と追う佐久間。熱を帯びる女王争いの行方を占う“直接対決”が始まる。(宮城県利府町/中村文香)