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宋ボベは三塚を擁護「選手が怒る時は理由がある」

2010/05/08 18:30

三塚優子の棄権騒動は、前日の本人による謝罪で一旦終息。あとは、来週火曜日に行われる臨時のTPD委員会での裁定がどうなるかに注目が集まっている。

似たような事件が韓国では起きている。それは、08年4月に済州島で行われた韓国ツアー。競技委員に対して不服を申し立てた宋ボベが、2日目の9ホール終了後に競技を棄権。その後、2年間の同ツアー出場停止という厳しい処分を受けている。

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宋によると、「球を(救済の為に)ドロップしようとしていたら、競技委員がやって来た。呼んだわけではないし、何で来たのか分からない。そのうちに、『後ろの組も来ているし、早くその球を打たないとスロープレーを取るぞ』と言われて、その言葉にカチンと来た」。9番でその事が起きたため、宋はそのまま途中棄権をしたという。

出場停止に関しては、「もう大丈夫になった」と宋。韓国内でもその裁定に対する疑問が起きたそうで、当時の競技委員長はクビとなり、宋の出場停止も2年を経ずに解除されたという。「それに私の場合は、(韓国ツアーは)スポンサー推薦で年間2試合に出るくらいだったので、(出場停止は)全然問題なかった」と宋は言う。

その試合は宋の出身地・済州島で開催されており、初日を6位で終えた宋は、2日目の前半を終えてトップと2打差の2位だったという。三塚の場合も、地元・茨城での大会。「それに、(今年3月末に亡くなった)お父さんが最後に応援に来てくれた大会とも言っていた」と、宋は三塚に同情。「選手が怒るときは理由があるんです」と、熱弁した。

もちろん、「もっと大人になった方が良い」と三塚の所業を認める訳ではないが、周囲の選手・関係者が三塚について「常識が無い」等話して居るのを聞くと、「そんなことを言う人たちの方がレベルが低い」と怒りを露にしていた。

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