「ちょっと見てもらえませんか?」高野愛姫は初めて会ったコーチに突撃
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目(24日)◇マスターズGC(兵庫)◇6520yd(パー72)◇曇り(観衆2878人)
開幕前日(水曜日)の練習場で、高野愛姫は思い切って声をかけた。「初めてお会いしたコーチです。ちょうどショットで悩んでいて、『ちょっと見てもらえませんか?』って。そこで30分ぐらい見てもらった」と明かした。
都玲華の指導のために会場を訪れていたのが、ツアー3勝の女子プロ・一ノ瀬優希の夫で男子プロでもある谷口拓也コーチだ。都がプロアマ大会をプレー中でコーチが暇を持て余していたこともあり、トラックマンの数値を確認しながら指導を受けた。
「本当に基本的なことなんですけど、ちょっと上半身がうまく回ってなかった。やっぱり自分のショットに自信が持てない理由がそこだったんじゃないかなってことで。上半身を大きく使おうっていうのを今週からやっている」
前週「富士通レディース」(42位)はショットのばらつきに苦しんでいた。1年以上、コーチ不在で壁に当たるたびに悩み抜いて乗り越えてきたが、限界に達していた。
「元々、自分はショットがうまくないっていう風にはずっと思っていた。前週の最終日も18ホール1回も芯に当たらなくて、フェースのどこにでも当たっていた。ここまで来たらもう私もわかんないってなっちゃって、クラブじゃなくて自分に問題があるなって思った。それで聞きに行きました」
コーチの指導もあり今週はショットが改善。この日はフェアウェイキープ率71%(10/14)、パーオン率77%(14/18)だった。前半2番は128ydを8Iでピン奥1.5mにつけてバーディを先行。17番(パー3)は2mにつけるなど、4バーディ、1ボギーの「69」でプレーした。トップと2打差の通算10アンダー2位で最終日に臨む。
「良い位置で回れますし、プレッシャーのかかった状態でも、なるべく怖がらずに今取り組んでいることをやっていきたい」。2025年「ヨネックスレディス」に続くツアー2勝目に挑む。(兵庫県三木市/玉木充)