爽やかな笑顔が魅力の新人・甲田良美が首位と1打差で最終日を迎える

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」は2日目を終えて、9アンダーの笠りつ子が単独首位。1打差の8アンダー2位タイに4人が並ぶ大混戦となっている。その2位タイの中に昨年プロテストに合格した甲田良美が加わっている。

初日に5アンダーの2位タイと好スタートを切った甲田は、2日目も4バーディ、1ボギーで3ストローク伸ばし2位タイをキープした。「最終組に近い位置でラウンドするのが初めてなので、スコアを気にせず思い切り回りたいです」と、新人らしいコメントを残す。

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最近女子ツアーを牽引している多くの選手が、小学生のジュニア世代からゴルフを始めているが、甲田がゴルフを始めたのは18歳。高校時代はソフトボールで全国3位に入る活躍をし、実業団で続けることも考えていたという。高校卒業後はプロゴルファーを目指し、ゴルフ場でキャディを行いながら練習を重ねてきた。

昨年はクオリファイで17位に入り、今季のツアー出場資格を得たが、これまでは12試合に出場し、3試合しか予選を通過できなかった。このチャンスにツアー初優勝を果たすか、もしくは上位で賞金を加算し、シード権獲得への足がかりとするか。最終日の甲田のゴルフに注目したい。

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