復調を実感しているのか、表情にも明るさが戻りつつある竹村真琴

今シーズンは23試合に出場し、予選落ちは実に19回。不調に喘いでいる竹村真琴だが、「マンシングウェアレディース東海クラシック」初日で輝きを見せた。この日5バーディ、3ボギーの2アンダーをマークし、15位タイと久々に上位に名を連ねている。

今週は、ウェア契約を結ぶデサントが主催。ホステスプロとして臨む一戦、「いつもお世話になっている、恩返しをしたい気持ちだった」という。「気負い過ぎてもいけないし、自分をコントロールできた」。大事な試合で好スタートを切り、まずは胸を撫で下ろしていることだろう。

＜＜　下に続く　＞＞

シーズン前半までは「予選通過ができずに落ち込んでいた」と明かす竹村。高い期待を背負って迎えた今シーズン、「スポンサーに早く恩返しがしたい」という気持ちばかりが先走っていた。その中で、2人の姉や関係者たちに励まされ、気持ちの整理がついたという。「悪い時は悪いんだから、開き直ってやろう。QTで頑張ればいい」。その変化が、少しずつ調子の上昇に繋がっているようだ。

「今日は風が強い中でアンダーを出せた。明日もアンダーを出して行きたい」と、さらなる浮上に向けて意気込んでいた。