日米両ツアーで活躍するフォン・シャンシャン。フェラーリに乗る日も遠くない？

今年が日本ツアー初参戦ながら、出場2戦目となった「meijiカップ」での優勝に続き、6戦目の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも鮮やかな逆転優勝を飾った中国のフォン・シャンシャン。今後は「樋口久子 森永製菓ウィダーレディス」「ミズノクラシック」そして「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場予定で、その他の試合は米ツアーの成績次第で決めるというが、日本ツアーでの33％という勝率は驚異的だ。

今大会のキャディを務め、昨年のファイナルQTでもバッグを担いだという佐藤大輔氏は、「QTで初めて見て全部がすごかったので、『早く日本に来い。そして俺にバッグを担がせてくれ』」と言ったという。飛距離もあって、小技もうまく、パターも決まれば怖いもの無しだろう。

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現在、ヤニ・ツェンと同じコーチに習っているというシャンシャンが目指す最終目標は世界ランク1位。「ヤニのこともよく知っているけど、トータル的にまだ足りない」。今季は日米両ツアーに参戦中で、当初日本ツアーは賞金ランキング50位以内を目標にしていたというが、10位以内に上方修正（現在7位）。米ツアーでは残り3試合で30位以内（現在38位）を目指すという。

まだ運転免許は持っていないというシャンシャンだが、フェラーリに乗りたいという夢もある。「あとメジャー2勝できたら買えるかも」と笑ったが、このペースで行けばその夢はそう遠くない未来に叶えてしまうかもしれない。（宮城県利府町／今岡涼太）