地元福岡での大会に、知っているコースだけに難しいところもあると話す馬場ゆかり

国内女子ツアー「フンドーキンレディース」は、昨年まで県南部の福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開催されていたが、今年から市内の福岡カンツリー倶楽部和白コースに舞台を移すことになった。地元福岡出身の馬場ゆかりは、実家が県南部の八女にあるため、昨年までは自宅通勤となっていたが、今回は1時間以上かかるということで、市内に宿泊するという。

それでも「地元だし、すごく楽しみです。このコースはジュニア時代に何度もラウンドしていますし、プロになってからもプライベートで時々ラウンドしていました。直近では2年ぐらい前になりますが、コースは頭に入っています。いいスコアを出したいですね」と、知り尽くしたコースでの試合に上位進出のイメージを描く。

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しかし、知っているからこその罠もあるという。「プロになってからは、この時期にはラウンドしないので、芝の状態も違ってきます。なので、このラインはこう切れるはずとか、この位置だと木の枝が邪魔になるんだ・・・など、私の知っているコースではなくなることもありますね」。ツアーでもベテランの域になってきた馬場らしい冷静な判断だ。

「調子も少しずつですが、上がってきましたので、難しいコースという中でも良いゴルフが出来ると思うので楽しみです」と笑顔の馬場。地元の大声援を背に、昨年の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」以来の優勝を果たすことは出来るか。（福岡県福岡市／本橋英治）