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林綾香、プロゴルファーの弟に学びながらの2位発進!

富山県の八尾CCで29日(金)、国内女子ツアー「日医工女子オープンゴルフトーナメント」が開幕。ツアー未勝利の林綾香(25)が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、4アンダーは首位に2打差、2位タイの好スタートを切った。

昨シーズンは8試合に出場して予選突破は1度のみ。昨年のファイナルQTは63位と上位通過はならず、今シーズンもこれまで5試合に出場して4試合連続で予選落ちが続いている。その状態から一転して「今年のベストスコア」という会心のラウンドは、キャディを務める弟でプロゴルファーの林照大の存在が大きいようだ。

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2年前の「日本女子オープン」以来、2年ぶりにキャディを務めるという弟は昨年、姉より一足先に晴れてプロテストを通過。「弟の方が上手いし、3日間言うことを聞いて回ることが今週の目標でした(笑)」。林は来月にプロテストを控えていることもあり、「プロテストに向けて、いろいろ教えてもらいたいと思ってラウンドしていた」と今週の真意を明かす。

5mのチャンスにつけた最終9番(パー5)では、「カップ3.5個は切れるスライスライン。弟に読んでもらって、言われたところに打った」と、難しいラインを捻じ込んでのバーディフィニッシュ。それ以外にも、局面ごとにコースマネジメントへのアドバイスを受け「そんなこと考えながらゴルフをやったことがなかった」と、感銘を受けながらラウンドを重ねていったという。弟とともに臨む“学びのラウンド”は効果てき面、プロテスト合格への道にも光明が差しつつあるようだ。(富山県富山市/塚田達也)

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2012年 日医工女子オープンゴルフトーナメント



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