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セベ・バレステロスの訃報を受けて/樋口久子LPGA相談役
2011/05/07
ニュース
(社)日本女子プロゴルフ協会の樋口久子会長(57)の、ゴルフの世界殿堂入りが決定した。日本人として初の快挙だ。樋口は1967年の女子プロゴルフ協会創設時から競技に出場し、2000年までの33年間に日本女子オープン8勝、日本女子プロゴルフ選手権9勝など、海外ツアーも含め72勝を挙げた。68年から76年まで国内賞金女王の座を維持し、77年には米国ツアーの「全米女子プロゴルフ選手権」にも優勝。日本人としては唯一のメジャータイトルを持つ。
ゴルフ殿堂には、いくつかのカテゴリーがあり、今回樋口が選ばれたのは2000年に新設された「ライフタイム・アチーブメント・カテゴリー(生涯業績部門)」。ゴルフの発展に顕著な貢献をした者を讃えるものとされている。
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LPGAコミッショナーのタイ・ヴォトウは「樋口は1977年LPGA選手権に勝ったことで、日本の男女プロゴルファーを勇気付け、世界への扉を開けたといえる」とコメント。プロとしての輝かしい実績だけでなく、日本におけるゴルフ界の発展に深く貢献したことが選出の大きな理由である。
なお、表彰式は10月10日にフロリダ州(米国)で行われる。