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同組の比嘉と森田 16番で痛恨の落とし穴

「フジサンケイレディスクラシック」初日、今季1勝ずつを挙げている比嘉真美子森田理香子は同組でラウンドし、序盤にスコアを伸ばすなど前半戦を牽引。しかし、ともに16番(パー5)で大きな落とし穴。終盤にスコアを崩し、後味の悪さが残る初日となった。

比嘉は序盤の3番、ピッチングウエッジから放った残り116ヤードの2打目が直接カップインしてのイーグル先行。さらに4番、5番のパー5で連続バーディを奪い、一気に首位争いへと加わった。12番(パー5)もバーディとして、5アンダー単独首位に浮上。しかし、4アンダーに落として迎えた16番(パー5)のティショットは右に抜け、つま先上がりの傾斜が強いラフへ。「打てる状況では無かったので、とりあえず出そう」と9番アイアンで刻んだ2打目は、右斜めに真っ直ぐ飛び出すまさかのシャンク。グリーンオンまでに5打を要し、5オン2パットと痛恨のダブルボギーとしてしまう。17番(パー3)もボギーとし、上がり3ホールで3つ落としての1アンダー、16位フィニッシュとなった。

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一方の森田は、1番で2.5メートル、2番で6メートルを沈めて連続バーディ発進。5番(パー5)でもバーディを奪い、比嘉とともに首位争いに加わった。しかし、その後は3つのボギーを重ねてイーブンパーへ後退。さらに比嘉がトラブルに見舞われた同じ16番で、2オン狙いの2打目を左に引っかけてハザード区域へ。1ペナルティを加えて打った4打目はグリーンをオーバー、5オン3パットのトリプルボギーとし、最終的に4オーバーの74位タイに沈んだ。「下手ですね。(16番は風の影響は)いや、無いです」。

比嘉は「調子も体調もすごく良い。ドライバーも良いショットが多かった」と好調を自覚しているだけに、悔やまれる後半の失速。それでも、前半の貯金もあって首位とは3打差、まだまだ挽回できるポジションで残り2日間を迎える。「ダボとボギーはあとから見るともったいないけど、まだトップを狙える位置。今日は今日なりに、良く出来たラウンドだったと思います」と、気持ちの切り替えに努めていた。(静岡県伊東市/塚田達也)

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2013年 フジサンケイレディスクラシック



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