最終18番で長いバーディパットが決まり驚きの表情を見せた上田桃子

国内女子ツアー「ほけんの窓口レディース」の初日は、首位に4アンダーが3人。1打差の3アンダーに4人が並ぶ大混戦となっている。終盤の上がり2ホールで連続バーディを奪い、3アンダーグループに食い込んだのは、日本ツアーが今季2戦目となる上田桃子だった。

1番でボギーをたたいた上田は、5番でバーディを奪うがチャンスに付けることができず我慢のゴルフを続けた。後半に入り11番パー5でバーディを奪いアンダーパーグループ入ったが、その後もパーを積み重ねることになった。

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ところが、17番では「ティショット、セカンド、バーディパットと全てが思い通りに打てました」という納得の内容でフェアウェイからの2打目をピンまで3.5メートルに付けてバーディを奪うと、最終18番パー5はフェアウェイからの2打目を左サイドにひっかけてラフに入れるが、ピン奥9メートルに3オン。

「ピンまでの間にマウンドがあり、ラインが読みにくかったので2パットは覚悟しました。1、2メートルには寄せようとして打ったパットが入ってくれてラッキーでした」と、両手を大きく広げて自身も驚く連続バーディフィニッシュとなった。

今季は米ツアーを主戦場としている上田は「野芝からのアプローチなど難しい場面もありますが、少しずつショットも良くなっている。全てのショットが満点ではなくても、自分の中では良い結果が出ているので嬉しい。今日は楽しくラウンド出来ました」と、所属事務所の後輩の木戸愛と同組だったこともあり、楽しい1日を過ごすことになった。（福岡県福岡市／本橋英治）