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首位タイの佐伯三貴は虎視眈々と・・・

北海道3連戦の2戦目「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」の初日、5アンダーをマークした4人が首位に立った。3週連続、そして大会連覇を狙うアン・ソンジュ(韓国)、2006年に今回と同じアルペンGC美唄コースを制したウェイ・ユンジェ(台湾)。ツアー初優勝を狙うフェービー・ヤオ(台湾)。そして、日本の佐伯三貴だ。

この日5バーディ、ノーボギーのラウンドをした佐伯は「ほぼ完璧ですね」と納得の表情でクラブハウスに引き上げてきた。初日はアンと同組でのラウンドで、「以前の強い頃の目つきに戻りましたね。気分もいいと思いますよ、ラウンド中に何度も話しかけてきましたから」と、好調を維持するアンに1歩も引けを取らない内容でスコアを伸ばした。

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そのアンの連勝を止める存在として周囲の期待は高まるが、「私はいいですよ。誰かが止めてくれますから。いつも他人頼みなので(笑)」と、自らにプレッシャーをかけないよう笑いでごまかした。逆説的だが、それほどまでに、今の佐伯は優勝を欲する気持ちが強い。

2週間前の「CATレディース」では、予選2日間首位に立ちながら、最終日にスコアを崩して8位に終わったからだ。「久々、悔しい思いをしましたね。いい勉強にもなったと思っていますが、今は早く3勝目を果たしたい。今まで年間2勝までしかできていないので。先週の最終日から良いゴルフができているし」。

大会2日目は首位で並んだアンと再び同組でのラウンドになる。「いいプレーをしているので、ついて行かせていただきます。アンちゃんのいいゴルフを目に焼き付けたい」と、波に乗っているアンをぴたりとマークし、最後にかわすチャンスを窺うつもりだ。(北海道美唄市/本橋英治)

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2013年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント



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