最終日は何度も熱いガッツポーズを見せた大山志保。11年以来の優勝も近そうだ

◆吉田弓美子 5バーディ1ボギー「68」、通算9アンダー2位
「18番（のバーディパット）は4メートル。左からの風で池に向かって“返ってきてくれ”って打ったショットで、よくあそこにつけたと思います。1日通して本当に良いゴルフでした。（先週から短くしたパターは）まだ慣れていないのかなというのはあったけど、来週、再来週に向けて生かせると思います。女王というよりは、もう1勝を本当にしたいので、できるように頑張りたいです」

◆大山志保 5バーディ4ボギー「71」、通算8アンダー3位タイ
「最後（15メートルくらいのバーディパット）は入れたいと思って入れにいったけど、ショートしてしまったのが残念。3パットが3回あったし、全体的に詰めが甘いと思いました。（惜しい試合は続いて）悔しいですね。最終日にビックスコアを出せないのが勝てない原因。手の届くところまで行きながら、そこからいかに掴み取るかというところに、トップと大きな差があると思う。でも、これでも3位なので、前を向いてあと2試合、良いプレーをお見せできるように頑張りたいです」

最終組で回った渡邉は、パープレーの「72」。新たな課題も見つけていた

◆渡邉彩香 2バーディ2ボギー「72」、通算7アンダー7位タイ
「アウトはチャンスを外しても1アンダーで回れて、ここからというのはあったけど、チャンスについたのが入らなかった。（9番で2打目を右の林に）緊張しているんだなと。久しぶりに試合でシャンクしましたね。（初めての最終組で）志保さんは後半伸ばしていたので、そういうところとか、勝負所でのパッティングの力がまだまだだなと思いました」