2024/11/23ツアー選手権リコーカップ
鈴木愛が単独首位 6戦連続トップ15の安定感
2014/11/14
国内女子
2014年 伊藤園レディス
期間:11/14〜11/16 場所:グレートアイランドC(千葉)
賞金ランク日本勢最上位の4位につける成田美寿々が、今週開幕の「伊藤園レディス」初日を4アンダー、首位と1打差につける2位タイ発進を決めた。逆転賞金女王には、残り3戦全勝が最低条件。崖っぷちの状況から、まずは絶好のスタートを切ってみせた。
スコアとは裏腹に、きょうのプレーを「会心のラウンドではないですね」と表現した成田。中盤から「ショットがよく分からなくなった」と、縦の距離感に加えて左右にもブレが生じたというが、「グリーンが大きいのでなんとか乗せていけた」と、しぶとくチャンスにつなげていった。
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ウェッジも冴え、奪ったバーディは5つ。後半の3つのバーディはすべてピンそば3m以内につけ、首位争いに食らいついた。シーズン中盤から度々口にしている“パー5でバーディを獲る”課題に対しては、この日は4ホールすべて達成。5バーディ1ボギーの「68」をマークした。
「ここはボギーを打たないコース。できるだけ取りこぼさないように、来たチャンスをしっかりものにしたい」。今シーズン後半戦は、初日に好発進をみせるも、最終日まで持続力が続かず失速が目立っている。まずは目前の2日目を乗り切って、1歩ずつ“奇跡”への可能性を広げたい。(千葉県長南町/糸井順子)