2014年 LPGAツアー選手権リコーカップ

初優勝はまたもお預け 穴井詩はプレーオフに敗れ涙

2014年 LPGAツアー選手権リコーカップ 最終日 穴井詩
惜しくも初優勝を逃した穴井詩。表彰式を前にしても、悔し涙はなかなか乾かなかった

ツアー初優勝の瞬間は、またしても穴井詩の手からこぼれ落ちた。単独首位からスタートした「LPGAツアー選手権リコーカップ」最終日は、1打差を追うテレサ・ルー(台湾)に通算10アンダーで並ばれ、自身初のプレーオフに突入。2ホール目をバーディとしたテレサに敗れ、18番グリーンサイドで待ち受けていた成田美寿々に抱かれながら涙した。

雨が降りしきる中で行われたプレーオフは、1ホール目をボギーで分け合い、2ホール目へ。ピン右5mに乗せたテレサに対し、穴井は2打目をグリーン手前15ydにショートさせ、ピンチを迎える。最初は52度を手にしたが、「落としたいところに水が溜まっていた」と58度に持ち替えた3打目は、カップを逸れて2mほどオーバー。テレサがバーディパットを沈めた瞬間、穴井の初優勝は夢と散った。

優勝のチャンスは、確かにあった。同じ最終組のテレサがスタートホールの1番で、手前カラーから3パットボギー。穴井は続く2番(パー5)で2mのチャンスを決め、序盤で3ストロークのリードを築く。

しかし、続く3番と4番で1m前後のパーパットを外し、5番(パー3)はティショットを大きくオーバーさせての3連続ボギー。ここで逆転を許し、以降は粘りをみせてプレーオフまで持ちこんだものの、「(ボギーを)3つやった時点で、私の勝ちはなかったんだろうと思う」。優位に立ちながらも、自らを追い込む結果となった自滅を悔やんだ。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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