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森田理香子は1打届かず…痛かった中盤の停滞

国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」最終日。首位と1打差から出た森田理香子は5バーディ、1ボギー「68」と伸ばしたが、優勝スコアに1打足りない通算13アンダーの3位でフィニッシュ。実質的な優勝争いには加われず、昨年3月「Tポイントレディス」以来となる勝利を逃した。

2連続バーディで単独首位に立つ申し分のない滑り出しと、上がり2連続バーディの猛スパート。ホールアウト後は「次につながる」と笑顔も見せたが、「もったいないミスが多かった」と振り返る中盤の停滞が悔やまれる。

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流れが止まったのは、この日、唯一のボギーとなった前半5番。1打目を左のクロスバンカーに入れ、2目の前の木を避けるように右からフックをかけた2打目は、「良いショットだったけど距離感のミス」とグリーン奥のバンカーへ。そこまでは許容範囲だったが、約15ydからの3打目を4mショートさせてパーパットも外し、「何でもないバンカーからのミスだった」と肩を落とした。

さらに距離が短い7番パー4(308yd)では、1打目をピンまで約40ydの絶好のポジションに運びながら、2打目でピンを10m近くオーバーさせてパー止まり。気持ちを重くするミスの連続が中盤の伸び悩みにつながり、最後の最後に重い1打の差となった。

「最終日に良い位置にいられたのは久しぶりだったし、もったいないミスがなくなれば優勝できるとプラスに捉えて頑張りたいです」。

ツアーは次週から2週間のオープンウィークに入る。こぼした「来週も試合がしたかった」は本音に違いない。2013年の賞金女王は「4週間続けて出ているので良い休みになるかな。もう1回、頑張っていきたい」と自分に言い聞かせ、今季1勝目への仕切り直しを誓った。(千葉県袖ケ浦市/塚田達也)

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2015年 アース・モンダミンカップ



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