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堀琴音も“あの男子プロ”に熱視線 ホットな刺激で好発進

茨城県のイーグルポイントゴルフクラブで開幕した「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」の初日、堀琴音が3バーディ、ノーボギーの「69」でプレーして3アンダーとし、首位と2打差4位の好スタートを切った。

「満足のラウンド。チャンスが来たら(バーディを)獲るっていう良いゴルフができた」と表情は明るい。この日のバーディはいずれも5m前後のパットを沈めて奪ったものだが、最大のキーに挙げたのは、2番で1.5m、14番で2mあったパーセービングパット。渾身の集中力でこれを沈めて「良い流れをキープできた」。

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国内女子ツアーは今大会開幕前、2週間のオープンウィークだったが、シードを持たない堀は、昨シーズンにアマチュアで優勝を飾った国内女子下部ステップアップツアー「日本臓器製薬レディース ABC杯(前年度はABCレディース)」に出場。11位に終わって「良いイメージはあったから悔しい」と連覇の難しさを味わった。

また先週は、堀にとって小学3年生以来となる男子トーナメント(ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント)観戦に足を運んだ。熱視線を向けたのは、最近とくに注目度が急上昇している小平智。もちろんロープ外の関心ではない。ウエア契約を結ぶ「アドミラルゴルフ(Admiral GOLF)」の仲間とあって、応援に出向いたと言う。

男子プロでも屈指のショットメーカーとされる小平のショットに魅せられ、球速や精度に「(女子ゴルフと)同じスポーツとは思えない」と目を見開いた。今季、思うように上位争いできないのは消極的なプレーがひとつの要因だと感じていたこともあり、プレーのイメージに大きなヒントを得てきた。

「(昨年ステップで2勝を挙げ)ミスも怖がらずにガンガン攻めていた。今の自分にはピンを指していけるようなショットが必要」

アグレッシブに攻める小平に刺激を受け、ホットなゴルフを今週から早速、実戦中だ。(茨城県阿見町/糸井順子)

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2015年 サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース



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