ゴルフ歴23年の26歳。いやはや、すごい世界だ…。

国内女子ツアー「NEC軽井沢72」の初日となった8月14日（金）に26歳の誕生日を迎えた金田久美子。「朝からショットの調子がひどかった」という中で、途中4連続バーディを奪うなど見せ場を作って、1アンダーの37位フィニッシュ。「アンダーで良かった」とちょっぴり大人になったゴルフを、安堵の笑みで振り返った。

3歳からゴルフを始めた金田は、ゴルフ歴23年。ツアーの中でも、年齢的には中堅の部類に入りそうだが「いえ、気持ちは若手です（笑）」と否定する。「27歳までにもう1度勝ちたい」というのが短期的な目標だが、何より今は自身のゴルフ熱の高まりを感じているという。

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「昔は30歳までに引退しようと思っていたけど、それもなくなってきた」と言う。「前はゴルフをやっていて辛かったし、バーディを獲っても楽しくなかった。でも、今はプロアマも練習ラウンドも嫌じゃないし、楽しくなってきた」。ようやくゴルフにはまり始めた？「いえ、はまってはいないです」と、これも苦笑いで打ち消した。

長い付き合いのゴルフだが、金田流に言えば「恋人未満までいかない。友達くらい」という評価。まだまだ“大好きな彼”に昇格するまでの道のりは長そうだ。（長野県軽井沢町／今岡涼太）