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パットが決まらない…上田桃子が気づいた違和感の正体

国内女子ツアー「ヨネックスレディス」2日目、首位と7打差の7位から出た上田桃子が5バーディ、1ボギー「68」でプレーし通算6アンダー3位に浮上した。

2番で1.5mを決めバーディを先行。4番からの連続で伸ばした。9番パー4では3オンとしたが約2mを沈めるとギャラリーから声援。ボールを拾うと拳をにぎった。さらに2つ伸ばして迎えた17番でボギーを叩いたが、60台のラウンドは今季11試合に出て4度目。「欲を言えばきりはないけど、まずまずだと思う」と振り返った。

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前週の「リゾートトラストレディス」では、今季初の予選落ちを喫した。昨季4位だった平均パット数は今季24位に落ち込む。「パットが全然決まらないから、流れが作れない」と分析していた。

「パターを持って構えると違和感がある」という状態が続いた。グリップを変更するなどしたが、解決しなかった。理由が分かったのは、今週になってからだ。中学時代からエースとして投入する「オデッセイ トライホット #3」のロフトが、本来の4度から5度に変わっていた。「いつ変わったかはわからない。車に積んでいるときかな」と原因は判明しないが、すぐに調整。「気分的なことだけど、(違和感の)理由が分かってスッキリしました」と、この日の好スコアにつながった。

首位とは5打差と背中は遠い。すぐに本調子に戻るわけでもなく「今はまだ半信半疑でプレーしている。あすも試行錯誤しながらだと思う」と表情を引き締めた。(新潟県長岡市/林洋平)

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