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1年ぶりに夫と離れ、表純子が5億突破のかかる最終日へ

国内女子ツアー「センチュリー21レディス」2日目、第1ラウンドの未消化分と合わせた24ホールをプレーした表純子が、「ヘロヘロです」と重い足取りながら通算3アンダーの5位につけて最終日に進んだ。連続出場記録を更新中(194試合目)の42歳は今週、久しぶりに夫でキャディの広樹さんとのコンビではない。

広樹さんとコンビを組まずに試合出場するのは、51位に終わった昨年7月の「サマンサタバサレディス」以来約1年ぶり。今週離れた理由は、キャディが決まっていなかった吉田弓美子に譲ったためだという。吉田は通算3オーバーの39位で最終日に進んだ。

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夫の代わりに、表のバッグを担いでいるのは、1年前にも代役を頼んだ女子プロ仲間の前田久仁子だ。前回は成績が振るわず、後ろめたさもあるだろうか。表は「良いところを見せたいし、せっかく担いでもらっているのだから頑張りたい」と、久々の夫とは別れてのプレーが気力の充実につながっている。

今週、単独3位以上となればツアー史上23人目となる生涯獲得5億円を突破する。「そうですねえ。でも、最後は見に来てくれるんじゃないですか?」。別の選手とコンビを組んでいる広樹さんの目の前で、節目を迎える現実味も帯びてきたが、プロ意識も夫婦仲も揺らぎはしない。軽く笑い飛ばして、最終日のプレーに集中する。(静岡県伊豆の国市/塚田達也)

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