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メジャー首位に違和感も 濱田茉優は謙虚がテーマ

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 初日(8日)◇登別カントリー倶楽部(北海道)◇6750yd(パー72)

1年前の今大会では、新人女子プロが参加するルーキーキャンプの一員として、18番グリーン脇のリーダーボードを更新したり、各組についてスコア速報を送信するマーカー役をこなしたりしていた。「まさか1年後にこうなるとは思わなかった」。初日に単独首位スタートを切った濱田茉優は、そう言って照れ笑った。

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この日のスタートは、午後最終組の1組前。「結構目が悪いので、後半の4、5番くらいからは、ちょっと暗かった」と日没間近の鉛色の空に苦戦したが、それでも前半に1イーグルを含む4アンダー。後半は1バーディ、1ボギーのパープレーで終わってみれば堂々の4アンダー。「トップに立つとは思ってもいなくて、すごい違和感があります」と、はにかんだ。

昨年、2度目の挑戦でプロテスト合格を果たした21歳。開幕前日が誕生日で、今週キャディを務めるコーチの井上忠久プロらとささやかな誕生パーティでお祝いした。レギュラーツアーにはアマチュア時代の2012年に1度出た(予選落ち)が、プロになってからは今年が初参戦。ベストフィニッシュは2週間前の「ニトリレディス」での24位だ。

だから、今年3月から師事する井上プロと決めた今週のテーマは「謙虚にやること」。ラフに入れたら無理せずフェアウェイに出すことを優先した。ラフ対策にバッグに加えた9W、11Wがこの日は大活躍。17番(パー5)では、ティショットをラフに入れたが、2打目を11Wで刻むと、残り157ydの3打目を7Iで直接カップへと放り込んだ。

「体が突っ込んでしまう癖があるので、体よりヘッドを先に走らせるように。クラブの重さを待ちながら、左足を踏ん張るイメージです」。ラウンド中も自身の課題と向き合っている。「1、2カ月前よりは良くなってきたけど、まだまだ課題があるので頑張ってやるだけです」。

大会初日の平均スコア「76.816」を、9ストローク近く下回った。それでも、明日も謙虚に挑むことに変わりはない。(北海道登別市/今岡涼太)

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2016年 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯



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