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四国の人は気が強い!?森田遥にみなぎる自信

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(17日)◇エリエールGC松山 (愛媛県)◇6474yd(パー72)

昨年の福島開催を経て2年ぶりに四国に戻ってきた大会。香川県出身の森田遥が9バーディ、2ボギー「65」でプレーし、首位と2打差の7アンダー2位で滑り出した。讃岐うどんが大好物の20歳は「四国の大会はやっぱり気合いが入る」と、初タイトルに向けて意気込んでいる。

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面白いように決まったパットに笑みがこぼれた。アウトから出ると序盤に2つ伸ばして迎えた8番(パー3)。6Iで3mにつけるとバーディを奪取。この後は2m以上のバーディパットを5連続で決めた。

初優勝に向け、勝気な性格がのぞく。12位に終わった「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」では、最終日に単独首位に立ったが終盤に失速した。スタミナ不足が原因だったが、「同じ失敗はもうしないですよ」と淡々と言い切る姿には自信がみなぎった。

徳島出身の鈴木愛の「四国の人は気が強いです!ジュニア時代に友達と一緒に練習するなんてことはなかったです」という言葉に大きくうなずく。森田はジュニア時代には年上の堀奈津佳、鈴木らとしのぎを削った。「バチバチしていましたよ」と笑顔で思い返した。

今年は5月「リゾートトラストレディス」が徳島で開催された。昨年、1試合だった四国開催は今年3試合。2人とも愛媛県の出身ではないが、「やっぱり四国に来ると、帰ってきたという気持ちがある」と声をそろえる。「普段以上」というギャラリーの声援も、そう感じさせるのかもしれない。

森田は昨季、米下部のシメトラツアーで武者修行。移動距離、コースの状態など日本よりも格段に厳しい環境で過ごした。賞金ランク10位までに与えられる米ツアー出場権には及ばなかったが、「精神的にタフになった」と言う。「世界一の選手たちがいるツアーだから行きたい。でも今は日本で優勝するのが目標です」。大きな夢を叶える一歩を四国で踏む。(愛媛県松山市/林洋平)

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