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日本人5人目のアマチュア優勝のチャンスを得たのは地元の高校3年生

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目(3日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6423yd(パー72)

初日の悪天候中止による36ホール短期決戦の第1ラウンドを終えて、新潟県出身のアマチュア・石井理緒(17)が首位と2打差の好位置につけた。強い風雨に見舞われた第1ラウンドに4バーディ、4ボギー、「72」としてイーブンパー4位タイでホールアウト。前半に3連続ボギーが先行しながらも4バーディを奪い返し、日本人では2016年「日本女子オープン」を制した畑岡奈紗以来、5人目のアマチュア優勝に前進した。

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この地元大会には4年連続4回目の出場。2015年には16位タイでローアマタイトルを獲得するなど、馴染み深いコースとの相性は良好だ。「風はあまり得意じゃない」としながら、この日はハウスキャディの的確な風の読みに、持ち味である1Wの正確性が?み合い、大きなミスを回避しながら18ホールを完走した。

新潟県胎内市にある開志国際高校の3年生。学校が終われば、父・俊さんが県内で経営するゴルフ場に直行し、恵まれた環境で腕を磨いている。当時14歳で出場した2014年「ザ・エビアン選手権ジュニアカップ」(フランス/ザ・エビアンリゾートGC)で優勝したほか、16年には「全国高校ゴルフ選手権春季大会」を制し、高校生ナンバーワンの称号も得た逸材だ。

憧れの選手は、「服装はミッシェル・ウィ、プレーと人間性はチョン・インジ」と、米国ツアーを代表する2選手の名前を挙げる。ウィは今季、肌の露出が多いウェアを着用した時期もあったが、「そこではなくて(笑)。色がカラフルなところです。日本にはあまりない感じでカッコいい」と目を輝かせた。現在は高校ゴルフ部の指定ユニフォームを着用しているが、好みのウェアはプロゴルファーになってからのお楽しみ。プロテストには18歳になる来年に挑戦する予定だが、あすの結果次第ではそれも…。(新潟県長岡市/塚田達也)

※当初配信記事の見出しおよび本文の誤りを訂正しました。

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