成田美寿々とイ・ナリが首位発進 3位タイに全米帰りの葭葉ルミ
2017年 センチュリー21レディスゴルフトーナメント
期間:07/21〜07/23 場所:瀬田GC西コース(滋賀)
パターは赤 ワインは赤白 20歳になった永井花奈が3位発進
◇国内女子◇センチュリー21レディス 初日(21日)◇瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県)◇6567yd(パー72)
2016年のプロテストトップ合格。今季は初シード入りを目指す永井花奈が4バーディ「68」をマークし、首位と1打差の4アンダー3位タイの好スタートを切った。
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シーズン前半戦を終えた賞金ランキングは36位。プロテスト合格から間もなく1年を迎え、未勝利ながら「ここまですごく順調に来ている」と自己評価は高い。最近はパットが上向きという中で、この日も25パットとグリーン上のプレーが冴えわたった。
支えになっているのは、5月末「リゾートトラスト レディス」から使用するテーラーメイドのスパイダー ツアー レッドだ。元世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)の使用パターとして脚光を浴び、今年4月の「マスターズ」を制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)も手にする名器。「フィーリングが良いし距離感も合わせやすい」と感触は上々で、「パターを替えたことが一番大きいと思う」というほどだ。
6月16日に20歳になり、お酒の味を覚えたばかり。「なんでも大丈夫。最初はビールからで、ワインが好きですね。赤も白も。あと、日本酒も好きです。顔が赤くなっちゃうから飲みたくないけれど、でも飲みたいです」。155cmと小柄で、まだあどけなさを残す永井の姿からは少しイメージしにくいが…。
ツアーに帯同する家族も酒好きで、さすがに大会期間中は飲酒を控えているというが、「いろいろなところで食べて、飲んで、楽しみたいです」と、過酷な転戦にリラックスを促す1つの楽しみが加わったようだ。(滋賀県大津市/塚田達也)