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首位浮上の畑岡奈紗が吐露「できれば米国でやりたい」

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(23日)◇利府GC (宮城)◇6551yd(パー72)

49位から出た畑岡奈紗が8バーディ、ボギーなしの「64」でプレーし、通算6アンダーとして首位に浮上。アマチュアで制した「日本女子オープン」に続く2勝目に前進した。

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58度のウェッジで1.5mにつけた2番(パー5)を皮切りに3番で1m、4番で6mを沈めて3連続バーディ。初日に「気分転換」で使っていたパターから、この日はエースパターに戻し、「慣れ親しんだ分、イメージが湧きやすかった」とチャンスを確実に沈めた。

「ショットがぶれていると、ハザードが目に入ってしまいがちだけど、きょうはピンだけ見てプレーできた」と、後半もピンチなく完走した。最終18番(パー5)も、グリーン奥からの20ydのアプローチを3mに運んでカップに沈め、バーディとした。「あしたはスコアのことを考えず、集中して打っていきたい。粘り強さ、気持ちが大事」と意気込んだ。

米国の環境とショットの不調に苦しむ今シーズン。米ツアーの賞金ランキングは136位に沈み、来季の出場権には最終予選会を突破する道しかなくなった。7月の「マラソンクラシック」を終えて、国内ツアー出場のために一時帰国。出場した2試合を56位(NEC軽井沢72)、18位(CATレディース)で終え、米国での予選落ち続きで失っていた自信を少しずつ取り戻してきた。

「一度リセットする意味で(来季は)日本でプレーした方がいいかな」という葛藤もある中、9月の「ポートランドクラシック」で憧れの宮里藍から、不調が続く時期について「毎日少しずつでも取り組めることをテーマに決めてやりなさい」と助言を受け、心にとめた。

来季の主戦場は「決めかねている」とする一方で、「調子が上がって来ているので、できればアメリカでやりたい」とも吐露。「今週勝てれば、まだ状況も変わるし、今後を左右すると思う」と話した。(宮城県利府町/糸井順子)

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2017年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン



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