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優勝が最低条件 追う韓国勢に逆転女王の望みは

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 事前(22日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6448yd(パー72)

賞金女王に一縷の望みを残すランキング2位で前年覇者のキム・ハヌル(韓国)は、「楽しくプレー出来れば良い。もし獲れるなら獲りたい」と笑顔。最低条件の優勝に加えて、同トップの鈴木愛が単独7位以下に終わると、日本ツアーでは自身初となる賞金女王のタイトルを得る。

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母国ツアーでは2011年から2年連続で女王に輝いた。「当時と気持ちは全然違う。大きな舞台で争うことができて光栄なことだと思う」と話した。一方でシーズン最終盤に母国での試合を含めて4連戦目を迎え「疲れが溜まっていて体調はあまり良くない。そういうコンディションでやることに心配はある」と不安を口にした。

同3位のイ・ミニョン(韓国)も逆転の可能性を残す。優勝した上で、鈴木が15位以下で終えることが条件となる。厳しい立場に「そこまで追いかける自信はないです」としながら、「とりあえず頑張ります。状況はどうであれ、自分が出来ることをする。これが最後だからと思わないで、自分のスタイルでやるだけです」と自身のプレーを貫き通す構えだ。

なお、可能性を残すのは同4位の申ジエ(韓国)まで。優勝して、鈴木が獲得賞金0円で終える(欠場、棄権、失格で4日間を完走しない)ことが条件となる。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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