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18回目のダイキン出場 諸見里しのぶが4位で決勝へ

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目 (2日)◇琉球GC(沖縄県)◇6558yd(パー72)

沖縄出身のホステスプロの諸見里しのぶが6バーディ、3ボギーの「69」。通算6アンダーとして、首位と2打差の4位で決勝ラウンドに進出した。

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「途中、スコアボードで順位は確認していました。本当は(首位に)抜け出したかったんですが、ちょっと一歩後退しちゃいましたね」と、悔やんだのは最終9番のボギー。だが、後半7番(パー5)で110ydからPWでOKにつけるなど、4つのパー5すべてでバーディを奪うなど気持ちよくスコアを伸ばした。

大会直前に行った3週間のタイ合宿では午前6時過ぎからラウンドし、その後のパッティング練習は「ものすごくやりましたし、体力がつきました」と6時間にも及んだ。予選2日間の平均パット数は全体3位の27と努力が数字にもつながった。

ツアー通算9勝を誇る31歳のベテランは完治不能と診断された「第四肋軟骨(ろくなんこつ)の炎症」と戦いながらクラブを握る。起床後のストレッチや月に1度の電気治療は欠かせないものの「すごくいい状態にある」と胸を張る。以前は100回ほどのスイングで痛みが出たが、現在は500スイングも可能となった。

「自分のやってきたことを信じてやれば結果はついてくる。難しいと思うんじゃなくて自分が出来ることを精一杯することに徹したい」と15年連続18回目となる出場の心境は澄んでいる。2009年の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」以来、3094日ぶりのツアー10勝目へ、週末は地元の期待も大きくなりそうだ。(沖縄県南城市/玉木充)

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