勝みなみはV逸も前向き 敗戦で得た多くの収穫
2018年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント
期間:06/01〜06/03 場所:ヨネックスCC(新潟)
私は引きずらない 惜敗明けの勝みなみ「次は完全優勝を」
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 事前情報(31日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6422yd(パー72)
惜敗で残ったものは失意ではなく自信だった。前週の「リゾートトラストレディス」で岡山絵里にプレーオフで敗れた勝みなみは、「悔しい思いもあったけれど、あそこまで行けたといううれしさが勝った。次は完全優勝を狙いたい」と言い切った。
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初めて臨んだプレーオフの1ホール目では、フェアウェイからの2打目をグリーン右のバンカーに入れてボギー。自滅で初優勝を逃したが、最終日に「66」をマークした会心のプレーが前を向かせる。アドレスからショットまでにかける時間を意識的に短くすることで体の硬直を防ぎ、「リズムも良くなった」と今週も好調を自負。「あとはパット次第。きょうも本当に一筋(違い)だったので悔しい」と、この日のプロアマラウンドを振り返った。
4日前の惜敗を「忘れました」と笑顔でかわす。「昔から引きずらないタイプ。例えばなにかで怒られたとしても、途中から“なんで怒られているんだっけ?”ってなる。帰るころには“まあいいか”って忘れちゃう」。生まれ持った気持ちの切り替えの早さも、19歳が持つ強みのひとつなのかもしれない。
前週は初日に8位タイの好スタートを切って流れをつくった。「完全優勝にはスタートダッシュが大事」と話し、自ら課した高いハードルに向けて好発進を誓った。(新潟県長岡市/塚田達也)
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