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「経済学部…のはず」 現役女子大生プロ・石川明日香の衝撃告白

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目(2日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6422yd(パー72)

今季10試合すべて予選落ちの20歳が、いきなり優勝争いに飛びこんだ。7位から出た石川明日香が4バーディ、1ボギーの「69」とし、首位と1打差の通算5アンダー2位タイに浮上。初優勝のチャンスを引き寄せたが、「やっと予選を通れてうれしい」と今季初めての決勝ラウンド進出を真っ先に喜んだ。

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2016年のプロテストに合格し、プロデビュー戦となった同年8月の下部ツアーで初優勝。17年に2勝目を飾るなど着実にキャリアを重ね、今季が初のレギュラーフル参戦となる。

大阪府大東市の出身。大阪産業大付属高から、2016年春にゴルフ特待生として大阪産業大に進学した現役女子大生プロだ。しかし、プロゴルファーと学業の両立は難しく、現在は休学中。「入学式にも行けなかった。大学には何回か行ったけれど、まだ授業に出られていません」と話し、自宅に近い同市内のキャンパスは、実際の距離以上に遠い場所となっている。本来なら3年生の学年は、いまも1年生のまま。学部についても「経済学部…のはずです」と、どこか心もとない。

プロテストに落ちたら大学に通うつもりだったが、「たまたま一発で合格した」ことで休学を選択した。休学の許容期間はあと1年ほどあるものの、「ギリギリまでいようとは思うけれど、たぶんやめると思います」と中退の覚悟を決めている。特待生のため授業料の負担はないが、「英語とか勉強したかったけれど、残念ながら…」と声を落とした。(新潟県長岡市/塚田達也)

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