1打差2位発進を決めた鈴木愛

◇国内女子◇ニチレイレディス 初日（15日）◇袖ヶ浦CC新袖C◇6548yd（パー72）

3週ぶりの国内戦となった賞金女王の鈴木愛は時折、笑みを浮かべながらラウンド。6バーディ、3ボギーの「69」でプレーし3アンダー1打差2位で初日を終えた。

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「前半はいい感じだったが、後半はストレスがたまるゴルフだった。後半ももう少し伸ばせたらよかったかな。やっぱりフェアウェイにいかないと、アンダーパーで回るのがきついコース」。前半こそ3つ伸ばしたが、後半はバンカーに入れた11番（パー3）から連続ボギーをたたくなど、スコアを伸ばせず苛立ちも感じた。

ただ、慢性的に感じていた左ひざ痛については「きょうは全然痛くなかった。きのうプロアマ戦で1ラウンドやって、ちょっと足が筋肉痛みたいになっている」と笑った。前々週の海外メジャー「全米女子オープン」（アラバマ州・ショールクリークCC）は痛みの影響もあり97位で予選落ちだったが、問題はなさそうだ。

今季の国内ツアーは9試合に出場して優勝3度を含むトップ3が8度。「あした良ければチャンスはあると思うが、まずはあした次第。60台でまわりたい」。今季4勝目を手繰り寄せ、2年連続の賞金女王を視界に入れる。（千葉市／玉木充）