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金田久美子は今季ベストの4位 塩谷育代からの助言でパット復調

◇国内女子◇北海道meijiカップ 最終日(5日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6493yd(パー72)

25位タイから出た金田久美子は7バーディ、ノーボギーの「65」でプレーし、通算9アンダーでホールアウト。4位タイに浮上して今季の自己ベストフィニッシュを決めた。

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苦手なコースだと話すが、最終日は「何年ぶりだろう、っていうくらい入った」というパッティングが冴えた。出だしの1番で7mを沈めてバーディ発進とすると、4番で6m、6番(パー5)と9番(パー5)では4m。11番では10mのバーディトライを沈め、この日23パットに抑えた。

今週を前にした今季の平均パット数(パーオンホール)は1.8413で47位と低迷していたが、「先週から入るようになった」という復調にはきっかけがあった。前週「大東建託・いい部屋ネットレディス」のプロアマ日に、ツアー通算20勝の塩谷育代から受けた「自分の好きな打ち方をしてみたら?」という一言だ。

アドバイスをもとに、試しに自分の打ちやすい棒立ちで手足を伸ばして打つスタイルに変更してみたところ、「驚くほどまっすぐ行くようになった」と、きょうの7アンダーのラウンドにつながったという。「パターが入るとスコアが出るということもあらためて感じました」と話し、助言をくれた塩谷に感謝した。

ジュニアのころからプロツアーで活躍し、2008年に鳴り物入りでプロ転向。当時21歳の11年には「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝を遂げた。以降は優勝から遠ざかっているが「昨年に比べたらメンタルもショットも成長を感じた」と前を向いた。(北海道北広島市/柴田雄平)

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