ニュース

国内女子日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯の最新ゴルフニュースをお届け

「質問攻めにあった」原江里菜 初タッグの名参謀にタジタジ

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 初日(6日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)

5バーディ、1ボギーの「68」で回った原江里菜が4アンダーで首位と1打差の5位スタートを切った。7mのバーディパットを2度沈めるなどパットが好調。「ショットは良くなかった」と自己評価しながら、巧みなマネジメントが冴えた。アシストしたのは、6シーズンにわたって元賞金女王のイ・ボミ(韓国)とコンビを組んでいた清水重憲キャディ。スポット起用でその実力を肌で感じた。

<< 下に続く >>

大会を迎えるにあたり、原は直前まで帯同キャディを探していた。「“ノリさん”(清水さん)ができるかもしれない」という噂を耳にすると、関係者を通じてオファーしたという。

イの前には上田桃子谷口徹をサポートしてきた日本男女ツアーの“名参謀”は、初タッグといえど、遠慮はなし。「ひとつひとつのアクションに指導が入る」とプロ12年目の原。「ラフで打つ前に(インパクトで)緩んだ素振りをしていると、『今のは実際に打つ時の素振り? それでクラブは抜けるの? 抜けないの?』と…」。番手で迷っていると清水キャディは「その番手でキャリーはいくつ出るの? それでピンに寄るの?」と問いかけ続けた。

「正直言って、今までにはないほど(多く)の情報量を打つ前に入れてくれた。私にとっては刺激的で良い影響があった。ホントに“質問攻め”。自分の中で整理ができました」と原。やり取りを繰り返しているうちに「ボミはこれを6年間も…すごかったなあ」なんて思う。ただし、“うるさ型”とのやり取りの結果、「きょうはラフに行ったホールで、ひとつもボギーを打っていない」のも事実だ。

「メジャーなので“めんどくさがって”、いろんなものを省いていたら上位には行けない」と気合十分。「あしたの天気を考えると、きょうアドバンテージが欲しいと考えていた。今週のスタートとしては完ぺきだったと思う」。2日目以降の富山地方は連日、雨予報。そしてキャディの仕事も増える。(富山県射水市/桂川洋一)

関連リンク

2018年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!