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「人一倍練習してきた」鈴木愛は練習量減 今季4度目の首位発進

◇国内女子◇マンシングウェアレディース東海クラシック 初日(14日)◇新南愛知CC美浜コース (愛知)◇6446yd(パー72)

両手首に施されたテーピングが痛々しい。右手首痛を抱える昨年の賞金女王・鈴木愛はそれでも、6バーディ、ノーボギーの「66」でプレー。6アンダーで香妻琴乃とともに首位発進を決めた。

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「左のテーピングは予防。右手首の状態はあんまりよくない。スイング中に痛いことはないが、打った後に痛いなということはあります」と、厳しいコンディションにもかかわらず、賞金女王としてのプライドは健在だ。

前半1番で残り164ydから5UTで横4mにつけてバーディ発進とすると、3番(パー5)では3打目を84ydから54度のウェッジで1mにつけてバーディ。「きょうはしっかりと思ったところに打てて、結果にもつながってくれたのでよかった。グリーンが重く、下りの距離感が難しくて、イメージを出すとショートすることが多かったので、イメージを出さずに打った。ミドルパットも決まってくれた」と振り返った。

右手首痛から2カ月ぶりの復帰となった前週「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」では26位で終えた。現在も完治からは程遠い状態だけに、調整には最大限の注意を払う。「朝、夕の練習でも1回に100球以上は打たないようにしています。(朝、夕合わせて)1日に最大で打っても150球まで」。

誰よりも練習場で汗を流してきた24歳だけに、苦渋の決断といえる。「練習して少しでも感覚を取り戻したい気持ちは強かった。でもこれまで人一倍練習をやってきたので、練習をやっていればすぐに感覚が戻ってくるかなと思っていた。2カ月練習をやらないのはオフシーズンでもなかなかない。不安はあったけど日々よくなってはいる」と少しずつ前に進む。

前週でトップに立っていた賞金ランクは3位に後退。それでも今季5度目の優勝で賞金1440万円を加算すれば、今週欠場している申ジエ(韓国)を抜いてトップに躍り出る。日本人としては2005年の不動裕理以来となる2年連続賞金女王を簡単に譲るつもりはない。(愛知県美浜町/玉木充)

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2018年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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