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3連覇逃した畑岡奈紗 師匠の中嶋常幸「立派なもん」

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日(30日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)

■ 父は涙

大会3連覇に挑んだ畑岡奈紗が2位で終え、初日から4日間、娘の健闘を見届けた父の仁一さんは涙をぬぐった。「まあ、残念だったけどまだまだ力が足りないってことなのかな」と悔しさを隠さなかった。

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前週帰国した畑岡は、米ツアーのQTに挑戦している後輩のために少しでも役に立てばと、自身が挑戦した2年前の資料を引っ張り出し精査していたという。仁一さんは「自分のことで精いっぱいだとは思うけど、得てきたものを後輩に伝えていく姿勢、そういうのはすごく大切なことだと思う」と娘の成長に感心したという。

■ 母は晴れやか

米ツアーでも畑岡に帯同する母の博美さんは「優勝はできなくて残念ですけど、よく頑張ったと思います」を晴れやかな表情だった。「最終日に伸ばせない傾向があったけど、だいぶミスを引きずらなくなった」と4日間のプレーには90点をつけた。「パターが入らなかったから10点マイナス。あとは完ぺきだった」と評価。大勢のギャラリーを引き連れた娘の姿に「成長したなって思う」と笑顔を見せた。

■ 師匠は「立派」

国内男子ツアー48勝で師匠の中嶋常幸は決勝ラウンド2日間をギャラリーと一緒に回り、「逃げ切ったユ・ソヨンのゴルフをほめるべきじゃないかな。奈紗も疲れている中でいいゴルフをしてくれていた。パットが波を作れなかったところはあるけど、いいスコアで追いかけたし、それ以上のゴルフをしたユ・ソヨンがナイスプレー。4アンダー!立派なもんです、大したもんです」と畑岡の健闘を称えた。(千葉県野田市/柴田雄平)

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2018年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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