ニュース

国内女子スタンレーレディスゴルフトーナメントの最新ゴルフニュースをお届け

イ・ボミ 今週のキャディはアルゼンチン出身の元農大生

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 事前(4日)◇東名CC (静岡)◇6571yd(パー72)

イ・ボミ(韓国)は今大会でアルゼンチン出身の加々見パブロ東(あずま)さん(39)をキャディに起用する。イは「コミュニケーションは全部日本語です。全く問題ないです」という。

<< 下に続く >>

成績不振のイは8月の「ニトリレディス」(予選落ち)を最後に、6季コンビを組んできた清水重憲キャディとの一時離別を決めた。その後は小平智の米ツアー初優勝を支えた大溝雅教キャディらをスポット起用。パブロさんは普段、パク・サンヒョン(韓国)のキャディを務めているが、今週は国内男子ツアーの試合がないため、イのバッグを預かることになった。

パブロさんはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれた。日本人の父と日系人の母を持つ。サッカー少年だったが、「まったくプロになれるレベルでは…」(パブロさん)と母国で大学に進学。その後は「父と話していたから、もともと日本語は話せていたけど、日本の大学で勉強したいと思った」と27歳のときに東京農業大に留学した。

母国ではゴルフに馴染みはなかったが、日本で友達に勧められ、ゴルフを始めた。トーナメント運営やキャディの学生アルバイトを行い、有村智恵福嶋晃子らを担いだ。留学は農業について学ぶためだったが、「キャディとして生きていきたいと思うようになった」と日本で生活することを決めたという。

イは、濃霧のため最終日が9ホールに短縮された2015年大会を制した。「コースは良い思い出もあるけど、まだ自分のショットに自信がない。試しながらやるしかない」と話した。(静岡県裾野市/林洋平)

関連リンク

2018年 スタンレーレディスゴルフトーナメント



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!