2024/11/23国内男子
原、三浦、宮里ら来季出場権 川岸、服部ら下位/女子最終QT
2018/11/30
ニュース
◇国内女子◇ファイナルクォリファイングトーナメント 最終日◇東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫県)◇6456yd(パー72)
日本ツアーのQTに初めて臨んだ宮里美香が、通算2アンダーの27位で来季前半戦の出場権を確保した。プロ転向した2008年末から米国ツアーを主戦場にしてきた29歳にとって、来季が初の日本ツアー本格参戦になる。
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安堵感にわずかな悔しさが入り混じる。4日間でオーバーパーはなかったが、最高スコアは2日目、3日目の「71」どまり。「緊張感もなくやれたけど、1日くらいは大きく伸ばせる日を作りたかった。そこは少し、ね」と苦笑いで振り返った。
昨季の不振により米ツアーの賞金シードを喪失。日本ツアーの出場権を持たなかった宮里は今年、日米を通して7試合の出場に限られた。実戦の場を求めて、日本の男子下部ツアーや韓国女子ツアーなどに積極的に出場。試合のない週は、故郷の沖縄県でトレーニングを積み、日本ツアー本格参戦に向けて準備を進めた。
「日本の前半戦にガッツリ出て、ということはこれまでなかった。もう一度(スケジュールを)整理したいですね」とルーキーのような心持ちだが、日米通算3勝(12年「セーフウェイクラシック」、10、13年「日本女子オープン」を挙げた実績と経験は十分。「とにかく勝ちたい」と久々のタイトルに向けて意欲を示した。(兵庫県加東市/林洋平)