那覇空港での歓迎セレモニーに臨んだ諸見里しのぶ※提供：大会広報

国内女子ツアー9勝の諸見里しのぶは今年も、地元・沖縄で開催されるツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」（3月7日～10日）で新シーズンを始動する。所属するダイキン工業主催の開幕戦出場は19回目となる。

昨年末に行われたファイナルQT（最終予選会）では68位にとどまり、今季の出場試合は限られる。今大会も主催者推薦で出場する。

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昨年大会では優勝者と4打差の3位に入った。トップ3フィニッシュは2012年の「meijiカップ」（2位）以来で、「昨年は久しぶりに上位で戦うことができて、私自身楽しく回れた。上位に行くたびに皆さんの声援が大きな力になった」と振り返った。

復活への期待は高まったが、シーズンを終えてみれば、出場した25試合のうち予選通過できたのは9試合だけだった。

諸見里は23日、那覇空港で行われた大会の歓迎セレモニーに出席。完治不能と診断された「第四肋軟骨(ろくなんこつ)の炎症」を抱えているが、「体の調子はすごく良い感じで動いている」と語った。今オフは1月に走り込みや柔軟性を高めるトレーニング、2月には3週間ほどタイで合宿を組み、主に技術面の向上に取り組んだという。

プロで戦う覚悟を決めた大会でもある開幕戦を前に「この場所でどう輝くか、たくさん応援してもらえるかが今後の自分のためになるので、一打一打を大事に戦いたい」と力を込めた。