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「ゴルフと一緒で早い」大山志保がオフにこなした炊事洗濯

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 2日目(16日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

首位と5打差の29位タイから出たツアー18勝の大山志保が、1イーグル3バーディ、1ボギーの「68」でプレー。通算4アンダーとして、首位と3打差の5位に浮上した。あす最終日は好位置から昨年6月「ヨネックスレディス」以来の19勝目を狙う。

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前半3番(パー5)と5番(パー3)をバーディとし、2つ伸ばして折り返すと、見せ場は後半16番でやってきた。「寄ったかなと思ったら入った」と残り87ydの2打目を52度のウェッジで直接カップイン。イーグルとし、高々と両手を上げた。続く17番(パー3)でも、8Iで手前1.5mにつけバーディ。18番で1.5mを外しボギーとし後味の悪いホールアウトとなったが、終わってみればリーダーボードを駆け上がっていた。

この日、土佐湾を望むシーサイドコースでは6.6mの北風が吹き抜けた。「風はもともと大好き」といい、今回のコースや、45位タイで終えた前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の舞台・琉球GCも得意コースだ。「先週は大好きな風だったのに全然生かせなかった」とショットの調整不足を反省。「ショットとパットは大幅に調整中」だという。

「2カ月が10日もないように感じた」と充実したオフを過ごした。「体調の良くない母になるべく負担をかけたくない」という理由で、炊事洗濯もこなすようになったという。「ゴルフのプレーと同じで、はやいんですよ。ぱぱぱっとやっちゃう」とアピール。料理の味付けは完全に“感覚”だというが、餃子や生姜焼き、ステーキを作ると「家族は美味しいと言ってくれる」と満足げだ。

首や背中のケガとも戦う41歳。「気持ちは20代のつもりで戦っているので、弱音は吐けない」と練習量も8割程度に抑え、体をいたわりながら調整を続ける。「もっとうまくなりたいし、強くなりたい。2勝して節目の20勝を迎えたい」とさらなる高みを目指す。(高知県香南市/柴田雄平)

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2019年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ



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