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空回りしないように…上田桃子「チャージは後半」

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目(20日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6428yd(パー72)

2007年にツアー初優勝を飾った地。だが、2年前にはプレーオフで西山ゆかりに惜敗した。上田桃子にとって地元熊本での大会は、喜びも悔しさも知る特別な1試合だ。

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初日に「73」と出遅れたが、この日は3バーディ、1ボギーの「70」で巻き返して、通算1アンダーの17位。前日のホールアウト後に、辻村明志コーチとショットを修正して、持ち球のドローボールが安定して出るようになったという。

思い入れの強い大会だけに、開幕前から「気持ちが空回りしないこと」に注意してきた。あすの最終日も、スタートホールから“気合い全開”ということはない。

「このコースはバーディもボギーもどっちもでる。特に距離が短いぶん、上がりホール(18番479ヤード/パー5)はすごく面白くなっている。前半はしっかり耐えて、ぜったいにオーバーパーを打たないように。せめてイーブンパーかアンダーで回って来られれば、面白い戦いができると思う。チャージするのは後半です」。

2日目は昨年比2537人増の5859人が来場した。首位と5打差でスタートする最終日。サンデーバックナインで、目の肥えた熊本のギャラリーたちを楽しませたい。(熊本県菊陽町/今岡涼太)

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