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鈴木愛はピンを挿したままでパット好調「今年、初めて100点」

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 初日(3日)◇浜野ゴルフクラブ (千葉)◇6566yd(パー72)

2017年の賞金女王・鈴木愛が1イーグル5バーディ、ノーボギーでプレーし、コースレコードの「65」をマーク。7アンダー単独首位で滑り出し、「10番と13番(パー3)のパーパットを外していたら流れが悪くなっていたかもしれないけど、そこで入ってくれたので流れ良く18ホールいけました」と振り返った。

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アウトから出た鈴木は「最初はあまり挿してなかった」と序盤はピンを抜いてプレーしていたが、「入らない気がした」という6番(パー5)で挿したまま打ち、3mのバーディパットを沈めた。「イメージが良くなったので、そこからは挿してやりました」と不調から抜け出すきっかけを掴んだ。先週から好調のショットに加え、パットの調子も上がり「今年、初めて100点かな」と自己評価した。

ピンを挿すきっかけが生まれたのは不調を嘆いていた前週の「フジサンケイレディス」。最終日の12番(パー5)で「入らなさすぎてムカついて、キャディさんに『もう挿したままでいいよ』と言って打ったら、ど真ん中から入った」。「ピンがないとフチから入るイメージもあるけど、ピンを挿すとど真ん中から入るイメージしかなくなる」と感覚を掴んだ。

2週前にタクシー乗車中の交通事故により痛めた腰は「良くなったり悪くなったりを繰り返している。ズキズキするような痛みではないが、ずっと誰か乗っているような重く、張っている感じ」と説明し、「日に日に良くなっている感じがするので、これよりも悪くなることはないのかな」とした。今後は練習量やトレーニング内容を腰に合わせて調整する。(千葉県市原市/石井操)

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