16番のパーパットを外して天を仰いだ松田鈴英

◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日（26日）◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県) ◇6482yd（パー72）

21歳の松田鈴英は首位と3打差の2位からスタートしたが、4バーディ、4ボギーの「72」とスコアを伸ばせなかった。

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通算11アンダーで今季ベストとなる3位にも「きょうはドタバタした。もう少し落ち着いてプレーができればよかった。ちょっとのミスがすごく響く。そこは難しさを痛感した」と悔しさをにじませた。

後半13番（パー3）で2連続バーディとし、首位の勝みなみに並んだが、16番（パー5）ではティショットをOBとしてボギー。18番でもボギーをたたき失速した。同組で優勝した勝みなみについては「悪いときでも悪いなりにパターが入っていた。強い選手はそういうところがうまい」と称えた。

河本結は猛追し単独2位フィニッシュ

20歳の河本結は7バーディ、3ボギーの「68」でプレー。首位に2打差の通算12アンダー単独2位で終えた。1.8mを沈めた後半15番（パー3）から連続バーディを奪い、勢いに乗ったが17番をボギーとし猛追は途絶えた。

「本当に全力を尽くした。プレーオフまで行きたい、優勝したいと強く思っていた。でもきょう一日よく頑張ったと思います」。3月の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」に続くツアー2勝目とはならず、ホールアウト後は涙を流した。（愛知県豊田市／玉木充）