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宮本勝昌 米シニア予選会挑戦に意欲

◇国内シニアメジャー◇日本シニアオープンゴルフ選手権 初日(14日)◇能登CC日本海・はまなすコース(石川)◇6993yd(パー72)◇曇り(観客871人)

国内男子ツアー12勝、シニアツアー1勝の宮本勝昌が、来季の米シニアツアー(PGAツアーチャンピオンズ)出場権をかけた予選会(QT)に挑戦する考えを示した。

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予選会は1次、最終の2回行われ、10月10日時点での日本シニアツアーの賞金ランキング上位5人に入ると1次が免除される。51歳の宮本は9月9日時点の賞金ランキングで1位に立っており、最終ステージ(12月5日~/アリゾナ州・TPCスコッツデール)からの出場が濃厚となっている。

宮本は今季、シニアメジャー「キッチンエイド全米シニアプロ選手権」に出場し、通算7アンダー10位でフィニッシュした。「刺激になったし、もともとアメリカ好きだったので思った通り楽しかった。結果も良かったので、また来年も行きたい気持ちが出た。(予選を通る)可能性は低いとは思いますけど」と挑戦に至った経緯を説明した。

72ホールのストロークプレーで争われる最終予選会で来季の安定的な出場権を得られるのは上位5人と狭き門。「自分の中では、国内のシニアツアーとレギュラーツアー、アメリカのシニアツアーと一応考えているので、どれに重きを置くとかはない」と、日米3ツアーを“掛け持ち”しながら参戦する予定とした。

国内シニアツアーでの初のメジャータイトルを目指す今週。初日は前半の14番(パー5)でイーグルを奪うなど「66」で回り、6アンダーの単独首位で滑り出した。

「非常にいいプレーができた。アンダーパー、60台で上がれたのは非常に良かった」とこの日のプレーへの手応えをにじませつつ、「あした以降もしっかりアンダーパーで回るというのは課題としてある」と残り54ホールの戦いをにらんだ。

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