<国内シニア>増田伸洋が日本タイトルに王手 2打差2位に手嶋多一
2024年 日本プロゴルフシニア選手権 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP
期間:10/03〜10/06 場所:イーグルポイントゴルフクラブ(茨城)
宮本勝昌 米シニアツアーの予選会に再挑戦「楽しみしかない」
◇国内シニアメジャー◇TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP 3日目(5日)◇イーグルポイントGC(茨城)◇7102yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆537人)
シニアで今季2勝を挙げている宮本勝昌の視線は、すでに海の向こうにもある。米国シニアツアー(PGAツアーチャンピオンズ)の来季出場資格をかけた予選会への出場登録を済ませ、準備を進めている。
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日本で賞金王に輝いた昨年末に初挑戦。出場権獲得となる最終予選会での上位5枠を逃しても(37位)、思いは変わらなかった。「あと3年(4回)、55歳までは」と挑戦を続けるつもり。狭き門だと理解しながら、「今年、優勝した時のような素晴らしいプレーができればトップ通過もできる。自分の力を9割くらい出せたら、チャンスは十分あると思っています」という実感も、1年前の初参加で得たものだ。
予選会は1次、最終の2ステージ制。10月14日時点での日本の賞金ランキング上位5人のうち、エントリーした最上位の選手は1次を免除される。宮本は現在4位で、最終選考の機会と言える次週は「トラストグループカップ 佐世保シニアオープン」を欠場し、レギュラーの国内メジャー「日本オープン」(埼玉・東京GC)に参戦。今週のシニアメジャー第2戦が勝負どころだ。
優勝でランクトップに躍り出る可能性がある今大会は、ショットが思うようにいかない。「なかなか修正できていない。3日間、いやプロアマから4日間苦しんでいる。最低限の位置はキープできているが…。良いスコアを出せるゴルフではない。あしたも厳しくなると思う」と調整を急ぐ。
とはいえ、その慎重な口ぶりは予選会に向けて尻込みする様子を表していない。免除されなかった場合も、1次から参加する予定。「楽しみですね。アメリカが好きなので。楽しみしかない」と清々しい。(茨城県阿見町/桂川洋一)
■ PGAツアーチャンピオンズ予選会
<1次>11月12日から(米国2会場)、または同19日から(同1会場)、4日間72ホールのストロークプレーを実施。54ホール終了時点で予選カットを設ける。3会場の成績上位者が最終に進む。
<最終>12月3日からアリゾナ州のTPCスコッツデールで予選カットのない4日間72ホールのストロークプレーを実施。78人が出場し上位5人が上位の出場資格を得る。6位から30位までの選手には下位資格であるアソシエイトメンバーへの登録が可能。