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“友情出場”のジャンボ尾崎、代役に徹して会場を去る/レジェンドチャリティプロアマ

千葉県の麻倉GCで17日(土)、プロアマ混合の「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」が開幕した。青木功、王貞治、日野皓正が本トーナメントの実行委員を務め、今年で6回目を迎える。

旗振り役の青木が、先週の国内シニアツアー「~シニアを元気に!!~ KYORAKU MORE SURPRISE CUP 2014」で左膝を痛めて棄権し、プレーができない状態となったため、出場できなくなるアクシデントに見舞われた大会。その青木の代役を、かつてはAOと呼ばれたライバル関係の尾崎将司が急遽買って出てエキシビジョン出場し、名誉スターターの大役も務めて大会を盛り上げた。

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「出場が厳しいと分かった時点で、僕がジャンボ(尾崎将司)に代役のお願いの手紙を書いたんだ。『よろしくお願いします』ってね」。ともに一時代を築いたライバルのピンチに、ジャンボ尾崎がこれを快諾。以心伝心でチャリティーのバトンが引き継がれた経緯を、青木は会見でうれしそうに明かした。

ジャンボも、プレー後のインタビューでは「久しぶりに楽しかった。自分の人生の中で素直に人の話を聞けるのは王さんと長嶋(茂雄)さんだけ。昔話や、技術論など、今日は色々話ができて良かった」と話した。

プレー後のジャンボを最敬礼で出迎えた青木は「ジャンボが出てくれただけで、来てくれたギャラリーには数倍楽しんでもらえたと思う。出場してくれただけで、俺は何も言うことはないよ。本当にありがとう」と謝辞を述べた。それに対し、言葉少なに「ありがとう」と答えたジャンボは、最後まで代役に徹し、会見には出席せず静かに会場を後にした。(千葉県佐倉市/糸井順子)

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