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倉本昌弘PGA会長の夢叶う!賞金は全額チャリティ?

2014/05/18 19:00

千葉県の麻倉ゴルフ倶楽部で開催された「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」の最終日。今季から日本プロゴルフ協会(以下、PGA)会長を務める倉本昌弘が、初日のリードを活かし、逃げ切りで就任後“初優勝”を飾った。

16番で近藤共弘に通算9アンダーの首位で並ばれ、迎えた最終18番。第2打をピン奥4メートルに運んだ倉本は、入れれば優勝、外せばプレーオフという最大の見せ場を作った。「外せばプレーオフになることは分かっていた」と冷静にアドレスに入り、放ったバーディパットは、カップの縁をくるりと一周。底を叩く音は、多くのギャラリーの歓声にかき消され、両手を高々とあげて喜びを表現した。

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レギュラーツアーで30勝、永久シードを持つ58歳の倉本だが、“優勝”の二文字は2010年10月の「日本シニアオープンゴルフ選手権競技」以来4年ぶり。今季シニアツアー開幕戦からの不調続きに心身ともに落ち込んだが、漸く復調の兆しも掴んだ優勝だった。

チャリティトーナメントとあって「(賞金の使い途は)全額寄付?そこまではできないけど、もちろんお役に立てるなら」と太っ腹。もちろん、来年の開催も見据え、全力バックアップを約束した。

「会長になって優勝し、優勝会見に臨むのが夢だった。今度はシニアツアーで優勝したい。カップを(会長である)僕が渡して、(優勝者の)僕が受け取る」と冗談も交えながら、純粋に優勝の二文字を喜んだ。「いい成績を残して紙面を賑わす、ある意味、会長職の改革のひとつでもあるから」と言添え。喜び勇んでもなお、会長の任務を片時も忘れることはなかった。(千葉県佐倉市/糸井順子)

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